〜気と人間関係についての長話〜
人生には人と人との関わりが誰しもあります。何でもなかったのにほんの少しのきっかけで、お互いすごく助け合える仲になったり、すっごく仲良かったのに疎遠になってしまったり…
全て自分の責任と思い過ぎるのも、何かのせいにしたくなるのも、どちらも正しいのでしょう。
しかし、時期の影響というのは確実にあります。例えば自分の生まれ持った気質と周りの気が同じ「水」同士のタイミングなら、それは気も合いやすく、助け合えます。
これが「水」と「水」の間に「火」が入る時期には噛み合わなくなってきます。
これは無意識のレベルで感じていることなので、どうしても仕方のないことです。
人はそれでも、その状況に慣れたり我慢します。なのに急に変わってしまうという時は、心理的には我慢の限界まで来たのか、後天的なこだわりに反するかだと思いますけど、長い統計学、運勢学から観ると「刑、冲、破、害」という反発要素が本質的時期的に重なったか「太歳」と呼ばれる影響の直撃をもらってしまったか、など様々要素があります。
これが分かっているか否かで人生は随分違ってきます。裏切られて一生許せない!と生きていくより、悪い歳周りのせいもあったのだと気持ちを切り替えて生きていくほうが運勢には良いです。
年月日時、周期はありますけど「気」は常に変化しています。
誰しも一つくらいは、良い人だったのに、どうして人が変わってしまったのだろう?と悲しくなったことがあると思います。
このような事の多くは「人」よりも「気」が悪かったのだと分かると、人生観も変わります。それでも人は「恩」や「情」という感情からはなかなか抜けられないものです。
少しブームも過ぎたかと感じますけど、〜ソウルとかツイン何とかって考え方も命数から時期を判断すると「旺」や「合」といったとっても気の合う時期、離れる時期はやはり悪い時期だったりします。
人生とは其々価値観が違うものですけど…
大切な人生、狭い視野に囚われることなく大局的な眼で過ごしていきたいものです。
そして意外なきっかけで引き合う縁を大切にしていきたいものです。
時期などによる気の変化の作用を抑え、気分を上昇させてくれる風水という智慧には感謝の念が堪えません。