十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)
十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)
古代中国神話では10個の太陽が存在し毎日交代で上り10日で一巡りすると考えられており、十干はそれぞれの太陽につけられた名前と言われている。この太陽が10日で一巡りすることを「旬」と呼ぶ。上旬、中旬、下旬と言う呼び名もこれに由来する。中国には、堯帝の時代に10個の太陽が一度に出、草木が燃えるほど暑くなってしまったので堯帝が弓の巧みな羿という者に命じて9つの太陽を撃ち落とした。羿の妻、嫦娥は月の女神とも云われている。
また十干の陽は兄(え)、陰は弟(と)になぞらえられ、各々に五行がある。
十二支の上につけられることから天干とも呼ばれている。
兄(陽)〜え 五行 弟(陰)〜と
甲 きのえ 木 乙 きのと
丙 ひのえ 火 丁 ひのと
庚 かのえ 金 辛 かのと
戊つちのえ 土 己つちのと
壬みずのえ 水 癸みずのと